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高血圧になると色々な合併症が起こる

2019年12月18日

高血圧は初期のうちは自覚症状があらわれにくいため、気づかない間に進行してしまい、命に係わる色々な合併症を引き起こす原因となります。
高血圧であらわれる自覚症状のほとんどがこうした合併症によるものだとされているため、どのような合併症が起こるのかを知っておくことが重要です。

まず高血圧の合併症として挙げられるのが、脳に関係した疾患です。
例えば、高血圧で脳の血管の動脈硬化が進むと、血管が詰まり、脳へ十分な血流を送れなくなる脳梗塞を引き起こしますし、詰まった血管が破れると脳出血が起こります。
また高血圧で脳の血管の一部が膨れ上がり、破裂するくも膜下出血も高血圧の合併症です。

次に挙げられるのが心臓です。
心臓の場合も高血圧からくる動脈硬化が引き金となります。
心臓の血流が減少して十分な酸素や栄養を送ることができなくなることで起こる狭心症や血管内にできた血栓が血管を塞いでしまいます。
それにより、心臓の一部分で血流が途絶えて細胞を壊死させてしまう心筋梗塞などが高血圧で起こる代表的な心臓の合併症となります。

最後は腎臓に起こる疾患です。
これもまた動脈硬化が要因となりますが、腎臓の血管に起きた動脈硬化で腎臓の糸球体が硬化してしまい、腎機能が低下することで慢性腎不全を引き起こすのです。

このように合併症は、直接命に関わってくるものが多いため、健康診断などで指摘された場合、生活習慣を改善していくことが重要なのです。
高血圧の原因は、塩分の多い食事や運動不足、喫煙習慣、過度な飲酒など様々ですので、自分の生活習慣を一度見直してみるとよいでしょう。

もしも、食事や飲酒量に問題があるのであれば食事の改善や節酒を心掛け、運動不足であれば適度な運動習慣を身に着けるようにしましょう。
また喫煙習慣は、いきなり禁煙をするのが難しいこともあるため、無理のない範囲で1日に吸うタバコの本数を減らしていくなど工夫するとよいでしょう。
生活習慣を気を付けることで、命に係わるリスクのある高血圧からくる合併症を予防することに繋がるはずです。

高血圧にならないための生活リズムについて

高血圧になると様々な合併症を引き起こすリスクが高くなり、脳や心臓、腎臓などにダメージを与えてこれらの臓器に関連する重篤な病気を引き起こす可能性があります。
合併症が起こると生命をも脅かしかねないので、日頃から高血圧にならないような生活習慣を心掛ける必要があります。
高血圧なる要因はほとんどが生活習慣なので、生活習慣さえきちんと改善することができれば、ある程度は防ぐことは可能です。

高血圧にならないために生活リズムをどのように改善すればよいのかというと、まず大事なのは塩分を控えめにしてミネラルをしっかり摂取する食事をすることです。
過度な塩分は高血圧の大敵なので、普段から塩分はできるだけ控えるようにしてミネラルやビタミンをきちんと摂取する食事を心がけるようにしましょう。
ラーメンを食べる時は汁を全部飲むのではなく残すようにし、調味料の量を減らして塩分を控える努力が大切です。

高血圧にならないようにするには適度な運動も必要なので、ウォーキングやプールでの水中運動、サイクリングなどの有酸素運動をする習慣を身につけると良いです。
これらに運動は健康増進に効果的で、1日30分程度するだけでも血圧の上昇を防ぐことができます。
激しい運動は血圧を上げてしまう可能性が高いので、適度な有酸素運動を心がけましょう。

節酒や禁煙も高血圧にならないために欠かすことができません。
お酒を飲む時は必ず適量を守り、休肝日を設けて飲むようにすることです。
タバコは1本吸うだけでも高血圧のリスクを高めることになるので、禁煙外来などを利用してできるだけ禁煙するよう努めます。
タバコについては昔から百害あって一利なしと言われているので、単に控えるのではなくこれを機会に完全に禁煙してしまいましょう。